デイリー株価指数コメント

金融政策の不透明感が重石となりNYダウは9日続落

株価指数 2024.12.18

17日のNY株式市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて模様眺めムードが広がるなか、11月小売売上高が
市場予想を上回り、先行きの利下げを巡る不透明感が強まったことも投資家心理の悪化につながった。ダウ平均は小幅安でスタ
ートすると、一時381ドル安まで下落し、267.58ドル安(-0.61%)の43449.90ドルで終了。1978年以来となる9営業日続落とな
った。S&P500も終日マイナス圏で推移し、0.39%安と反落して終了。前日にザラ場ベースと終値ベースの最高値を更新したナ
スダック総合も0.32%安と3日ぶりに反落した。なお、投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の14.69ポイントから15.87ポイ
ントに上昇した。

寄り前に発表された11月小売売上高は前月比+0.7%と予想の+0.5%を上回り、10月分も+0.4%から+0.5%に上方修正された。前
年比では+3.80%と10月分改定値の+2.90%から伸びが加速した。強い小売売上高を受けて米10年債利回りは前日の4.399%から
一時4.442%まで上昇したが、4.395%と前日比わずかに低下して終了した。CMEのフェドウォッチ・ツールの12月FOMCでの利
下げ確率は前日の98%から97%へとわずかな低下にとどまったが、一部では利下げが不要との見方や、2025年の利下げペースが
緩やかになるとの見方も強まった。

ユナイテッドヘルス、ゴールドマン・サックス、セールスフォースが下落。一方、コカコーラ、ナイキは上昇。


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